整体的子育て
子育てしていると、転んだ!ぶつけた!
「痛い!ワーン」と子どもが泣くシーンがありますね。
そんな時、あなたならどうしますか?
以下3択です。
1「痛くない、痛くない、だいじょうぶ。」
2「痛いね!」
3「痛かったね!」
もし、あなたが子どもだったら、どう言われたいですか?
どれは「ちが~う~」と思いますか?
山上亮著「整体的子育て」には、この話が出てきます。
回答を言いますね。
こんなときには
まず今の子どもの気持ちに添ってあげるのが一番。
まず「痛いね!」と共感しましょう。
痛さをわかってもらっただけで、ほっとします。
痛いところに、手を当ててあげましょう。
痛みが和らぐでしょう。
気持ちを集中して手を当てていると
ふっと、もうだいじょうぶ、というかんじになります。
そこで「痛かったね!」というと
痛いが「痛かった」という過去のことになりますね。
ここまででも十分ですが
もし、まだ、痛い、から離れられないときには
「痛いの、どこへ飛ばそうか?」と
子どもに聞きます。
「屋根の上~とか「電信柱のう上~」とか
見える具体的なところを
子どもが言うでしょう。
そうしたら、
「よーし、電信柱のうえだね」といっしょに見て確認し
「痛いの痛いの飛んでいけーー!」と、と動作とともに
おもいきり飛ばします。
ふしぎなことに「痛いのが飛んで」いっちゃいます。
ほんとに消えるのが実感できますよ!
この話は、山上亮さんの「整体的子育て」という本
の中に紹介されている話ですが
今、私はその本は見ないで
思い出して書いています。
実際にそのような場面で
何度も実行しているので、もう自分が言っている気になってしまいます。
これは、ほんの一例ですが
子どものきもちをからだごと受け止める
コツというか秘策というか、、、
実に、自然に関わるヒントがいっぱいの本なのです。
「整体的子育て・山上亮著・クレヨンハウス」
子育てしている方みんなに読んでほしい本です。
この本の帯には
「整体×シュタイナー教育」とあります。
野口整体とシュタイナー教育
どうつながるか
また、別の機会に書きたいと思います。
今 あなたがが子育て中だったり、
これからお母さんになるところだったり
または子どもに関わるお仕事をしているのだったら
是非、読んでほしい、手元に置いてもらいたい本です。
整体的子育て、で検索できますが
副題も含めて紹介すると
「こどものこころにふれる 整体的子育て」
読んだら、きっとこの本を書いた
山上亮先生に
会ってみたくなるでしょう。
その山上亮先生が年内に
「へその緒の会」に来てくださいます。(浅井あきよ・記)
詳しくはコチラから。10月1日から受付を開始しました。(限定10組)
P.S.
公開して半日なのですが、
すでに、もう2組の申し込みがありました。
気になる方は、お早めにどうぞ。(10月1日)