米ぬか温湿布つくりレポート
12月3日に行なわれた
米ぬか温湿布作りの
ご報告です。
冬なのにお日様いっぱい
暖かな日差しの差し込むお部屋で
山上かさね先生をお招きしての
講習会でした。
山上かさね先生は
天然生活2018年12月号に
この米ぬか温湿布の記事で取り上げられています。
作り方だけでなく
使い方例の写真のモデルもかさね先生です。
布は木綿などの自然素材がいいということ
表の布はここでは
型染めのインド綿を使っているけど
日本手拭を使うのもあり
などのお話も聞きました。
中に入れるものは
ぬか200g
玄米200g
塩100g
が基本。
かさね先生は虫除けのために唐辛子(タカノツメ)1本と
月桂樹(ローレル)1枚を加えています。
がこれは必須ではありません。
質問に
白米でもいいですか?
というのがありましたが
白米だと劣化が早いそうです。
お米を傷つけているからでしょうね。
この
米と糠と塩という組み合わせで
程よい重さ
程よいフィット感
空気中の水分を吸収する、という
働きをするようですね。
電子レンジでチンして温めるには
水分を含んでいないと加熱できません。
この、
塩が含まれていることが重要なんですね。
かさね先生の準備と指導のおかげで
中学生以来初めて針を持ちました、という男性も
ちゃんと完成しましたし、
なんと生後2ヶ月〜6ヶ月の赤ちゃん連れの方が
3人いたのですが
針を使う作業でしたが
クルミの殻に色の羊毛を針山にしたもの
に糸を通した縫針と
一本だけの待ち針を刺して渡してくださったので
安全に
安心して行なうことができました。
わたしが赤ちゃんを抱っこしてるから、
今のうちにどうぞ!
なんていう協力体制も
素晴らしかった!
今回、実は材料費の聞き違いがあり
本来の金額が2000円近くだったのに
1600円でお知らせしてしまった
ということが
直前にわかりました。
参加者の方に事情をお話しして
半額でも当日にいただこうか?
という案もありましたが
結局そうはせずに
へその緒の会が半分負担しました。
ということは
先生も半分
負担してくださったという事になります。
ということで
来年、開催されたとして
今年の金額より上がることを
ご了承くださいね。
一度作ったかたは
きっと紙のうえで作り方を見ただけより
作りやすいと思いますよ。
電子レンジを使わない生活をしている
という方に
他の方法での加熱の仕方を聞かれたのですが
わたしは知らなくて
かさね先生によれば
アルミ箔など敷いて蒸し器で加熱という方法も
できるということを聞きました。
でも
電子レンジを使っているかたには
この米ぬか温湿布を使わない手はない
というくらい、
便利なものです。
本格的な寒さに向かう時期
ママの手の分身の役割もしてくれる
ほっこり温かな米ぬか温湿布が
ますます活躍するでしょうね。
(浅井あきよ・記)
(写真はご了解の上載せています)