歯周病に効く!歯グキ固めという方法
今日6月4日は「虫歯予防デー」
歯の話をします。
歯磨きをするのは、プラーク(歯垢)を取るため
歯垢を除いて、
新鮮な唾液が歯の表面に触れるようにしておくため
という話を以前に書きました。
最近出会った歯医者さんから
それとはまた違った
歯ブラシの新しい活用を知りました。
虫歯の治療をちゃんとして
歯磨きもちゃんとしていても
歯茎の健康を守るというのはなかなか難しい。
歯周病、重度ではなくても
大人の9割くらいの人が
何らかの程度の歯周病にかかっている
と聴いたことがあります。
私も、歯の健康には心をかけていて
歯磨きもちゃんと実行しているのに
歯のチェックを受けると
軽度ではありますが
歯肉に炎症があると言われます。
えーー!?ちゃんと歯磨きもしているのにー
どうしたらいいのーーー?
と思っていました。
それが、
新しい歯医者さんで
今まで経験したことのない、歯と歯グキの間に
硬めの歯ブラシを入れて振動させる方法
を体験しました。
最初は場所によっては痛くて、血も出たけど、、、
2回目に行った時はびっくりするくらいに
痛くなくなって血も出なくなった。
柔らかい毛先の細い歯ブラシで
歯の生え際にそっと当てて振動させる方法は
経験したことがあったけど
これは、硬い歯ブラシで行なうところが特徴。
これを開発した久保田智子(歯科衛生士)さんから
2回目は直々にやってもらった。
「歯グキ固め」という名で、
商標登録も取っている。
歯周病菌は嫌気性で
酸素があると生きられない。
固い歯ブラシの先を
歯周ポケットの奥まで入れて振動させることで
新鮮な酸素を送ることに
意味があるらしい。
古い血が外に排出される事も意味がある。
歯周病でできたドロリとした血の塊が
血流にのって全身に運ばれて、
血栓となって悪さをすることもある。
心筋梗塞とか脳梗塞だったら命に関わる。
歯周病菌は
羊水の中で発見されることもあるという。
歯を失う原因の一番は、
虫歯ではなくて
歯周病で歯の土台がぐらぐらしてしまう事
なのだそうだ。
このやり方は
歯肉だけでなく、
歯の靭帯を強化する効果があるという。
歯を支えているのは靭帯で
靭帯に働きかける方法は他には
いままで、開発されていない。
久保田智子衛生士さんの言うには
以前99歳のおじいさんが
息子さんに連れられて来て
半分は入歯だったけど
この、歯グキ固めをしたら、
残っているぐらぐらしていた歯がしっかりして、
100歳の時にもしっかり噛むことができた。
との話をききました。
私が行ったのは、
【こどもと女性の歯科クリニック】
(院長・岡井有子先生)
というところ。
(久保田衛生士さんは非常勤)
このユニークな
夢のあるクリニックの話をはじめると、
長くなるので今日はここまでにしましょう。
(浅井あきよ・記)
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