子宮に関心を向ける
先日の精子力に引き続き、
今日は子宮、
またも妊娠力のお話です。
NHKスペシャル
「ニッポン“精子力”クライシス」
ご覧になりましたか?
今日は精子と対になる
卵子のお話です。
私はこの番組を見て
やはり、
男性の「精子力」も落ちているんだな!
と思ったの同時に
卵子にも
同じように生活習慣の影響はあるのだろうな!
と思いました。
でも、この番組に出てくる独身者の男性よりは
多くの女性、
それも「妊娠しよう」と思っている女性は
食べ物に気を使っているだろうし
生活も、もう少し活動的なのでは?
と思いました。
でもね、
卵子の質は
精子の質よりもっと大事だと思うんです。
なぜかというと
卵子は一度にたった一個排卵されるのだから。
(稀に二卵同時はありますが)
精子の場合、多くの中から
元気な精子だけが、
卵子のところまで行きつくので
ふるいにかけられるというか
弱い精子は淘汰されてしまうわけです。
それに比べて
卵子はたった一個で
受精を待ちます。
さらに、卵子の質だけでなく
そのあと子宮に着床してはじめて
妊娠成立となるわけです。
女性は【卵子】を用意しているだけでなく、
【子宮】という受精卵にとっての環境も
提供しているわけだから
影響大ですね。
何も女性に
精神的プレッシャーをかけたくて、こう
言っているのではありません。
妊娠しにくいという現象には
女性側のみならず
男性側の事情も関わってる
という事実は
この「精子クライシス」でよくわかったけど
だからと言って
女性の側の重要性は無視できない
ということ。
男性の「精子力」に
「健康状態」が反映されるように
女性も「子宮力」(卵巣も子宮の一部)を上げることは
全身の健康や
お肌の調子もよくなることにつながるので
子宮力を上げることをしましょう!
と提案したいのです。
それも、
がんばって悲壮感でやるのではなくて
楽しく子宮力を上げましょうね!
と提案したいのです。
「楽しく」なんてできるのかなあ?
と思っているかもしれませんね。
ご自分の月経を記録していますか?
最終月経がいつだったか?
と聞かれたら、すぐに答えられますか?
最終月経のもう一つ前は?
基礎体温を測っていなかったとしても
月経と月経の中間
排卵期のオリモノの状態など
気にとめていますか?
子宮そのものを見ることはできないけど
膣の粘膜やオリモノは
実感できますよね。
それが、
子宮の状態を物語ってくれています。
子宮と仲良くするってことは
そのような変化に関心を向けること。
それは、お肌や髪の変化や
全身の元気度とも関連していることも。
でも直接に一番わかりやすいのが
膣の状態です。
ところで
女性の皆さまは
下着のショーツの洗濯は
自分でしていると思うのですが
ただ洗濯機に放り込むのでなくて
ちゃんと観察してみましょうね。
(白い下着に色が付くのが嫌なら
水で濡らしたうえで
酸素系の漂白剤を使うといいですよ。
塩素系と違って色物にもOKですし
血液系のしみには何より酸素系が効きます)
そんなことも通して
自分のからだ、
特に子宮に意識を向けてみましょうね。
今日は、外側から
子宮に関心を向ける法
子宮の情報を読み取る法を
お伝えしました。
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(浅井あきよ・記)