子育ては、おなかの中から「思春期まえ」まで?
へその緒の会の浅井あきよです。
先日
子育ては「おなかの中から、思春期」まで、
と書きました。
そして続きは、、、、で
終わっていましたね。
その続きの話です。
山内ちえこ講師のレッスンで、
●おなかの赤ちゃんとの対話レッスン、でも
●赤ちゃんとの対話レッスン、でも
自己主張を始めた
●「1~2歳児との対話レッスン」でも
そこを一貫して流れているのは
相手を尊重する態度。
一方的でないやり取りって
実は小さいときから
始まっているのです。
支配される、するではない
互いを尊重する関係つくり。
言葉で言うのは簡単ですが
実際には、子どもの言いなりになるのではなく
大人としてちゃんと向き合い
相手を尊重する態度で応える
時に、どうしたら、いいの?と
なってしまうこともありますね。
小さいときから、
そのような関係ができていたら、、、、
と思っても、
もし、今目の前のお子さんがすでに大きく
もうぐいぐいと、自分を出してくる
手ごわい年ごろに差し掛かっていたら、どうしましょう?
「小さいときは、素直だったのですが、、、、、
この頃何かにつけて、反発して、、、、、」
と悩むお母さんも少なくありません。
でもそれって、順調な発達をしている
証拠かもしれませんよ。
一般に「反抗期」という言葉が使われますが
この言葉を「独立期」と置き換えてみましょう!
「あなたの言う通りにはならないよ!」という
精一杯の表現に見えてきませんか?
自分の場合、
12歳ごろを振り返ってみると
「大人のいろんな矛盾が許せない!」と
とても残酷に
親や学校の先生を批判していた時期がありました。
それって、成長です。
今まで見えなかったものが、
見えてきたのです。
かなり容赦ない批判をしていましたよ。
それは、もしかしたら
大人への反発だけでなく
期待があったからかもしれません。
大人って、もっとえらいはずだ!
と思っていたからかもしれません。
それにしても、とんがっていましたね。
まあ、日常生活の中で
そんな風な思春期の子どもと暮らすのは
ちょっと、親の方も
覚悟を決める必要があるかもしれません。
独立期に差しかかった子どもに大事なのは
「自分で決めて
その結果を自分で受けとる」
という体験だと
私は思います。
進路を決めるというような
大きな人生の選択にあたって
これは、特に大事です。
そうでないと「親のせいでこうなった」
という思いを引きずったまま
その後の人生を送ることになります。
「自分で決めたんだから」と思えると
たとえ失敗したり、つらいことがあっても
そこから、学んだり、軌道修正したりできます。
生きていくって
その繰り返しともいえますよね。
そこで「自分で決めた」と思えないと
30歳を越えても
40歳を越えても
誰かのせいにしている人になってしまいます。
残念です。
さらに年を重ねてしまうと
そのことを指摘してくれる人もいなくなります。
子育ては思春期まで
(または思春期まえまで)
と言ったのはそのような意味です。
向き合わないで
逃避する
の人生にならないために、、、、、。
「子育てはおなかの中から」始まって
ゴールは
「自分で決めていくことのできる
親のせいにしない
誰かのせいにしない人間に育てて、手放すこと」
だと思うのです。
もちろん、自分で決めるという中には
「周りの状況を考慮してそれを選択する」
ということもあるでしょう。
その場合でも
「その状況を受け入れて決めたのは自分だから」
と思えることが大事です。
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10歳をすぎ思春期に近づいてくると
小さいときとはまた違った
言葉のすれ違い、
心のすれ違いが生じやすくなります。
お子さんは、自分で決めて行く、
ということができているでしょうか?
またあなたの
信頼して、尊重して見守っている
という気持ち、伝わっているでしょうか?
困ったときには
相談してくれる関係でしょうか?
●高橋ライチさんの
「子どもの話の聴き方」講座
この講座は、
小中学校生の
ママたちからの要請を受けて
開催することになりました。
ライチさんの
パートナーシップ向上講座
に出たママたちから
是非開催して!という声があがり実現しました。
一見、地味なネーミングですが
豊富な経験と深い知識に裏付けられたお話
現役「思春期の子のママ」
でもあるライチさんの、
身につく体験型講座です。
2017年
5月20日(土)午前
6月10日(土)午後
https://www.heso-no-o.jp/information/kikuchikara/
いずれも選べますよ。
子育てはおなかの中から
「へその緒の会」の浅井あきよでした。