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自分を愛する 自分を好きになる

2019年05月04日

平成から令和にかわる長い10連休の初日の4月27日

私は、山川亜希子さんに初めてお会いしました。

山田征さんと山川亜希子さんのお二人が講師という

講演会に参加したのです。

 

山川亜希子さんは

夫の山川紘矢さんと共に

「聖なる予言」その他

さまざまなスピリチュアルな本を翻訳されています。

夫の紘矢さんは東大法学部卒のエリート官僚

 

1943年生まれの亜希子さんは

まだ4年制大学に行く人が少ない時代に東大を卒業している

エリートコースまっしぐらの人生です。

そのお二人が40代になってから

いままでとは、全く無縁の世界に入っていく

これはこれでとても不思議な話ですが

今日は、亜希子さんが

お話の最後に言われたことを取り上げます。

「自分自身を愛すること」

また、言葉を代えて言えば

「私はこのままでいい、と自分自身を許すこと」

このことがいちばん大事、ということを

私はこれからも皆さんに伝えていきたい。

とおっしゃったのです。

そして、例を挙げて

私は40歳まで自分自身が大嫌いでした。

自分自身を嫌っている、とか

認めていないということにも気が付かず

でも、自分で自分を認めていないので

学校ではいい成績をとって先生に褒められる

ということで、自分の価値を見出していました。

仕事をしている時は、

一か月に100時間を超えるほどの残業をしていたのですが

それは成果を出して評価されるためでした。

常に自分がダメという前提があり

その埋め合わせとして

周りからの高い評価を得ることを

がんばってきたのです。

40歳の時に自分が自分を大嫌いだということに気が付き

そこから自分を好きになる事

このことこそがいちばん根底にある大事なことだと気が付きました。

とお話したのです。

短い時間でしたが、そうか、そうだったのか。と思いました。

戦前に二人の姉の次の3女として生まれて

おなかの中にいる時から

男の子を望んでいることきっとわかっていたのでしょうね。

弟さんが一人いるということですから

自分はいらない子なのだ、と子ども心に思っていました。

ということでした。

また、小学校4年生のある時

先生に褒められたことがきっかけで

急に優等生人生を生き始めて

東大に合格

エリートと25歳で結婚

以来40歳までそうやって生きてきたのだといいます。

25歳で結婚して

しかしお子さんには恵まれずに

30歳になって初めて会社勤めをした

といういきさつも

仕事で成果を出さなくてはという気持ちに

ますますなったのではと思います。

山川亜希子さんのお話を聞こうと思ったのは

そのような亜希子さん自身のことを全く知らないままに

私は2度も知らない人から

山川亜希子さんですか?と

声をかけられたことがあり、、

更に人工知能が判別しているはずの

Facebookのタグ付けで

山川さんの画像が、私として認識されて知らせが来るということが

あったから、なにかご縁を感じました。

山川さんのお話を聞き

私自身も、へその緒の会で活動している原点は

「自分自身を好きになってほしい」

「生まれてくる赤ちゃんが自分は生まれてきてよかった!」と思ってほしい

「自分は歓迎されて生まれて来た!」と思ってほしい

ということだったので

今日はお話を聞けて良かったと思いました。

そして私自身、まだいまだに

自分の顔を好きでないと思っているところが

少し残っているので

このことを卒業しなさい!という

天の声なのかな?とも思ったのでした。

その声に耳を傾けるように、これからも

自分を好きな子どもが増えるようにとの願いから

【おなかの中からの子育てレッスン】を行なっています。

(浅井あきよ・記)

お産の不安が消えて子育てが楽しくなるレッスン

2019年04月16日

「へその緒の会」の浅井あきよです。

私の行なっている「おなかの中からの子育てレッスン」
今までに助産師や看護師の方々も妊娠中に受講しています。

そして、感想にはこんなことが、、、。

「妊婦さんがみんな
このレッスンを受けてお産に臨んでくれたら
お産は今よりもっと、スムーズに進むのに、、、」
と言ってくれた人もいます。

「保健所の母親学級とはまた違った
心にすっと入ってくる出産準備だと思いました」

「おなかの赤ちゃんが一層、愛おしくなりました」

「仕事柄つい<もしもの事>の方にフォーカスしがちだったけど
このレッスンを受けたら<心配以外のポジティブなすること>があって、
実行できました」

など、
お産の現場にいる専門家もその価値を認めてくれています。

そのレッスンが再開します。

「おなかの中からの子育てレッスン」のグループレッスンが
この4月23日(火)から、レギュラー開催します。

2019年12月までの毎月の日程を発表しました。
https://www.heso-no-o.jp/ninshin/onakagroup/

日程が決まっている方が、参加しやすいでしょうし
グループレッスンは
自分以外の妊婦の人の話も聞けるというおまけもついてきます。

それで、グループレッスンを定期開催します。

この4月からは
妊娠中の方のほかに、
妊婦のサポートをする立場の方も受付けていますよ。

詳しくはこちらを御覧くださいね。
https://www.heso-no-o.jp/ninshin/onakagroup/

妊娠中は心身の変化の激しい時。

妊娠と分かったと同時につわりが来て
荒波にもまれるように渦中にいるうちに
あっという間に、まる9カ月が過ぎてしまいます。

でも、妊娠中だからこそ
生まれる前だからこそできることがあります。

それが、おなかの赤ちゃんと
しっかり心を通わせること。

また、妊娠している自分に
心地よい時間をプレゼントすること。

ママが心地いいことは
おなかの赤ちゃんにとっても心地いいこと。

だからその時間は、
赤ちゃんへのプレゼント時間と
なります。

そして、それは、むずかしいことではなく
誰でもすぐにできることなんです。

では、妊娠中の方が近くにいたら
「おなかの中からの子育てっていうのがあるよ」って
知らせてあげてくださいね。

まずは本からという方は
「おなかの中からの子育て」(WAVE出版)

を読んでみてください。
Amazon  楽天

このレッスンが始まるに至った
7日間の無料メール講座
「胎教レッスンがうまれるまで」も、ありますよ。
https://www.heso-no-o.jp/mailmagazine/

浅井あきよ・記

お花見の感想いただきました②

2019年04月12日

今年はお花見を開花に合わせて2回開催させていただきました。
参加の皆様から感想をいただきましたので
ご紹介させていただきます。

◆前回のご感想はこちら
https://www.heso-no-o.jp/blog/20190327/

◆今回のご感想

金町駅を降りて、昭和レトロな町並みでゆったりしながら、
途中には、学校や公園もあり桜も咲いていて、
とてもワクワクして会場まで、向かいました。
大きな鐘の音を聴いて、自分の中にもバイブレーションが起きる感じで、
調律された気がしました♪

お茶も頂いたのですが、同じ敷地の幼稚園で、その器の作家の先生の陶芸展まで開かれていて、
器も買って帰ることができて、ラッキーでした!
初めてお会いした、浅井さんの優しい語り口もとても素敵で癒される時間でした!
お庭には、花が咲いていて、その解説等もしてくださり、帰りにはお花も一枝いただき嬉しかったです♪
また、イベントがあったら、是非参加させて頂きたいと思います!
(ひろみさん)

鐘をつく経験は、めったにできることではありませんので良い経験をさせて頂きました。
鐘の音は人によって様々ですね。胸に響く音色でした。
お堂の中から、美味しいお抹茶とお菓子を頂きながら、
咲き始めた桜を観るのは、なんとも贅沢な時間に感じました。
(かえるさん)

今後もイベントを開催してまいります。お気軽にご参加ください 🙂

https://www.heso-no-o.jp/

お花見と20秒瞑想 感想いただきました①

2019年03月27日

お寺の本堂からお花見しましょ。

鐘の音が響いている間だけ20秒瞑想しましょ。という会を開催さそました。

20秒どころではなかった!

測ってみたら、120秒です。

 

ご〜〜〜~~が消えていくまで。

 

除夜の鐘のような釣鐘ではありません。写真のような、ボウルを大きくしたような鐘です。スイカも楽々まるごと入る大きさです。

ご〜んと打つとその響きが体に波のように伝わっています。それが長いのです。120秒と書きましたが

100秒過ぎたあたりはもう、聞こえているかいないか、、、。

でも20秒ではありませんでした。45秒でもまだまだ強く響いています。来年は名前を変えなくちゃ!

 

鐘の音を聴く前にまず

足の裏を意識して立ちました。

 

足元しっかり

頭や首は柔らかくしなやかにして

立ち、

全身で鐘を受け留めました。

 

参加された方の中からお二人が感想を寄せてくださいました。

ここに載せますね。


娘のおなかに新しい命が宿っているので、
遠く離れていて直接には何もできませんが、
何かその関連のことがスッと入って来て、
「おなかの中からの子育て」の
「へその緒の会」のイベントに初めて参加しました。

あのような大きい鐘を鳴らすのは初めてで、
ちょっと緊張しましたが、鐘の響きを体で感じられて、とても貴重な経験でした。

いろいろなお話も聞かせて頂き、命をつなぐことの大切さを学びました。

お抹茶とお菓子も美味しく、心も体もホッと緩みました。

庭の馬酔木(アセビ)の花も可愛らしく、樒(シキミ)の葉もいい香りで、自然の魅力を味わえました。

あっという間に、時間が過ぎてしまいました。(世田谷区在住 典子様)

馬酔木の花です

人見知りな私でも和に入れて良かったです。

とても有意義な会でした。

時間に追われる暮らしの中で、
鐘の音をしっかりと聴き取ったり、

丁寧に入れていただいたお茶やお菓子をしっかりと味わうこと、

間を感じながら語らうこと。

昔の方も同じようにゆっくりと桜を眺めたのかな?と考えたりしながら、

日常では味わえない時間を過ごす事ができました。

また、お寺の歴史や植物の話など「へえー」というトリビア話も学べて勉強になりました。

お寺やお抹茶など、
日本人ながら、
外国人が日本に来たような感覚を味わいました。(あきこさん)

今年の開花は昨年より、少し遅めですので、
3月30日の開催の時は桜はより見ごろだと思います。
詳細・申込みはこちら
https://www.heso-no-o.jp/information/2019ohanami/

野口整体 活元運動に参加して

2019年03月22日

前回行われた「活元運動を身につける会」に参加された方から
貴重な感想をシェアしていただきましたので、ご紹介させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

野口整体 活元運動に参加して
(春菜さん・2人目希望・42歳)
「山上先生に習ってから
数ヶ月経ちますが、
今も寝る前に
「活元の準備運動」だけでもして
寝ています。

妊活のためだけでなく、
日頃の心と体のケアに
どんな年齢の人でも、
男の人でも女の人でもぜひ
おすすめしたい運動です。

運動というと、
疲れるイメージがありますが、
その逆。
続けるほど心と体と向き合えて、
どんどん軽くなっていくのを
実感しました。

・・・・・・・・・・・・・・・

この活元運動、
整体協会の会員向け以外には
学べる場が極端に少ないのです。

野口整体の創始者、野口晴哉先生が
活元運動という名を付けたのですが

野口整体の名は知っていても、
実際に活元を体験した人は少ないし
指導できる人はさらに少数となります。

感想を寄せてくれた春菜さんも
言っていますが
妊活だけでなく、
実行すると生涯、役に立つものです。

次回のレッスン詳細はこちらです
https://www.heso-no-o.jp/information/katsugen-lesson/

お花見と20秒瞑想

2019年03月18日

お花見のご案内です。

今日から春のお彼岸
21日は春分の日、彼岸のお中日です。

そのころには、桜の花もちらほら咲きはじめるのでしょう。
まだ、桜の木は静かです。

こぶしの白い花は今が満開。
白モクレンとも言いますが、
毎年この花が終わるころ桜が咲きます。

今日は「お花見」のおしらせです。
お彼岸も明けた3月26日(火)
午後2時から

桜の開花の様子で日程追加しました

3月30日(土)

午後2時から

虹のへやから見えるお寺の本堂の中から、
欄干越しにお花見をしましょう。

桜を見上げるのでなくて
横から、または見おろすというお花見です。

私が抹茶とお菓子を用意てお待ちいたします。
(正式のお茶のお点前ではありません
気楽にどうぞ)

でもせっかく、本堂の中なので
お茶とお菓子とお話だけでなく、
本堂の中の大きなカネの音を聴いて
(このカネは吊鐘ではありません)

その余韻の響いている中(20秒ほど)
心静かにカネの響きを味わう、ということもしましょう。

詳細とお申込みはこちらから

(浅井あきよ・記)

【女性のための保健室】開きました

2019年02月15日

2月12日 虹のへやで
やまがたてるえさんを囲んで
【女性のための保健室】を開きました。

以下やまがたさんのブログより引用
*********************************
大人の保健室〜女性のための保健室〜
2019年02月12日(火)

本日 開催させていただきました(^^)

開催して本当に本当に良かった!

心のぽかぽかする
安心安全な場になった

子どもの頃に
保健室があったように

大人になっても、保健室があっていい

お腹痛い…って

休むように

当たり前に休んでいいし
いっぱい手に持った荷物を
一旦置きに来るような
そういう
場所があっていい

参加する人達によって
毎回違う場になるこの企画も
これからも
定期的に開催していきます(^^)

本日ご参加いただきました皆様
本当にありがとうございます^_^

あきよ先生が
ぽかぽかの米ぬか温湿布を持ってきてくれたり
アロマを持ってきてくださって

優しい保健室になりました^_^

やまがたてるえ
***********************************
以上

また開催して欲しいという声もあがっています。
そのときには、あなたもどうぞ。

(浅井あきよ・記)

大人のひな祭りひらきまーす

2019年02月08日

立春を過ぎてまもなく
おひな様を出しました。

毎年、レッスンルーム、玄関などに
この時期、おひな様を飾っています。

おひな祭りにちなんで
レッスンルーム虹のへやで

「大人のひな祭り」を
3月1日金曜日の夜7時から
開くことにしました。

お仕事かえりの方も参加できる時間です。
(子ども連れは参加できない時間でごめんなさい)

三砂ちづる著
「少女のための性の話」という本の中に

ひな祭りと「白酒」の話や
「菱餅」の意味が出てきます。

ちょっとドッキリのその話もご紹介
しますね。

あなたのおひな様は
今、どこで、どうしていますか?

3月1日の夜は
ひな祭りの前々日

おひな様に桃の花と菜の花をお供えして
お待ちします。

白酒と甘酒はよく間違えられるのですが
この日は
ほんものの白酒(アルコール度10%)
を用意します。
江戸時代から白酒をつくっているという
豊島屋さんの白酒です。

でも、お酒はちょっと、という方のために
糀から作った甘酒(もちろんノン・アルコール)
も揃えておきますよ。

その他おひな様に合いそうな
軽い食べものも用意しておきます。

大宴会ではなく
飲食付の「おはなし会」です。

おひな祭りは女性のお祭り
かつて少女だったもの同士で
集まりましょう。

(浅井あきよ・記)

(受付開始は、2月12日午後より
「へその緒の会」HPお知らせ欄に)

帝王切開と胎教レッスン

2019年02月01日

「胎教レッスン」の浅井あきよです。

先日、2人目を妊娠中に
私のレッスンに参加した方と
ばったり会いました。

いま幼児のお子さんは、
本当に素敵な輝くような子どもです。

冬なのでコートの下に隠れているとはいえ
ママは大きなおなかでした。

「(予定日は)いつですか?」
と聞くと
「来週木曜日に帝王切開なんです!」
とのこと。

子どもを迎えに
急いでいるところでしたので
ほんの一瞬でしたから
「じゃ元気で!」と言って別れました。

私のレッスンのことを
いろんな人に紹介してくれていたりしたので

このレッスンの価値は
認めてくれていると思うのです。

たぶん(私の想像なのですが)
帝王切開と決まっているから、、、というのが

3人目の時はレッスンに来なかった理由
なのではないかな?
と思いました。

以前にも、ほかのママに
「私、帝王切開って決まってますから。
(だから、いいです)」
と言われたことがありました。

帝王切開も立派なお産。
私、否定したりしてないよ。と
思っているのですが、、、、、。

「へその緒の会」の浅井あきよさんは
「自然派のお産のひとだから」って思われていて

帝王切開って決まっている人が
来にくいのかな?
ふと、そんなことを思いました。

帝王切開でも経腟出産でも

おなかの赤ちゃんは
おなかの中にいる9カ月間
日々いっしょに生活しているのだから
その時間が大事。

その中で、時には
おなかの赤ちゃんに集中する時間も
持てるといいね。

胎教レッスンって
赤ちゃんを大事にする時間であると同時に
ママ自身を大事にする時間

私はそんな風に思っています。

 

 

*「胎教レッスン」「おなかの中からの子育てレッスン」
ここでは同じ意味に使っています。

*写真は、
竹内正人著「ママのための帝王切開の本」
事前に知っておくと安心できる本です。

 

以前、娘のお産が帝王切開になると聞いて
相談に来た方におすすめしたところ
不安が解消したと言われました。

(浅井あきよ・記)

小学校に日時計を!

2019年01月26日

今日は「小学校に日時計を!」という話題です。

このタイトルは私が付けたものですが
もととなった文は
「和の舞」の千賀一生(ちが かずき)さんが
縄文暦に関して書いています。

以下のメルマガです。
なるべく、そのままご紹介しますね。

(スマホなどでも読みやすいように、
改行は私の方でさせていただきました)

以下 千賀一生さんからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

みなさん、おはようございます。

年の初めの月ですので、
暦について、もう少しふれておきたいと思います。

私は田舎で育ったため、
幼少期は一日中畑で過ごすことがほとんどでした。

家族はおにぎりを作って畑に行くのですが、
食いしん坊の私は、
何度も家族に
おにぎりはいつ食べるのと
しつこく聞くために、

祖母は畑に着くと
私のためにまず日時計を作ってくれ、
棒の影がここに来たらおにぎり、
ここに来たら帰るよと教えてくれ、
土いじりをしながら
太陽が時計の幼少期を過ごしました。

人工物がない広々とした畑では、
基本的に存在するものは大地と太陽の二つです。

このなにもない中にいると、
広い空間の全体が刻々と変化し、
見渡す限りの空間の生きているような
変化を感じます。

大きな命の懐の中にいるような
感覚になります。

毎年それが繰り返されると、
この懐には
一年で大きな鼓動が生じているのが
わかります。

冬の太陽と
夏の太陽はまったく違うのです。

都会にいると、
時を数値でとらえがちですが、
このような中にいると、
時は、数値ではなく、
大自然の脈のように感じます。

私が生まれて初めて理解した時計は、
機械の時計ではなく、太陽の時計。

現代の子供たちは、
いきなり機械の時計の見方を教えられ、
数値で時を理解する育ち方をしますが、
私はこれをとても不自然に感じます。

縄文人が
冬至を最大の節目と認識していたことは
遺跡からわかりますが、
なぜ、冬至なのかが
私には経験的感覚でわかります。

これはまず、
計算しなくても誰の目にも
当たり前にわかるからなのです。

遮るもののない自然の中で生活していると、
自然界や太陽の運行をじかに見て
生活します。

当然、
冬至の節目はいやでもわかるのです。

太陽の昇る位置がずれてゆき、
折り返して逆行するポイントに
何かの意味を感じるのは自然の感覚です。

ましてや
その節目に人の生死が多く生じますから、
重要な日と認識されるのです。

さらに、もう一つの折り返しポイントと、
両者を結ぶ中間でも生死が集中しますから、
四つの節目は、
自然な流れで重要と認識されてきます。

(生死が集中するということは、
生きている人の中にも
小さな生死が生じているということです。
これが節目のリズムをもたらします)

ただ、縄文の大きな特徴は、
集落の全体が
この太陽の運行に合わせて作ってある点です。

たとえば
日の出の東の門の柱の影は、
冬至の日に集落中央に至り、
夏至に中央から最も離れます。

集落中央近くの柱の影は、
朝は集落の西に、
昼は北、
夕方は東に向かい、
日時計の役を果たします。

集落そのものが日時計であり、
カレンダーでもある仕組みです。

これは、
彼らが時というものを、
この上なく尊んでいたからです。

現代のカレンダーの節目は、
自然界の運行とは不一致です。

それは、
私たち人間のもつリズムとも
不一致ということです。

大陸由来の旧暦の暦も、
太陽の運行とは不一致です。

縄文暦は、
この私たちの原点のリズムを取り戻せたら
という思いで作成したものです。

私は、幼少期を思い出すと、
太陽の下に土まみれで過ごした日々が
本当に幸せであったと思います。

大地と太陽は、
私たちを無条件で幸せにしてくれます。

そして、
幸せにあるべき自然のリズムを
人間にもたらしてくれます。

都会にいると
この大地と太陽のリズムから
外れてしまいがちですが、
それを取り戻すことが大切であると思います。

ぜひ今年も縄文暦を
ご活用いただけたらと思います。

そして、
時には大地の上で土まみれの一日を!

[chiga-message:0133] 大地の暦 より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上、千賀一生さんのメルマガからでした。

縄文暦のおススメなのですが

私はこれを読んで
小学校に日時計を!
と強く思いました。

日常に日時計を置きたいと思っても
庭に日時計を置ける家がどれくらいあるでしょうか?

とても少ないと思います。

マンションのベランダでも
時間によっては
日が差さないということがあるでしょう。

そこへ行くと、小学校は
広い校庭を持っていることが多いので
その一角に日時計を置き

小学生に日時計の読み方を教えたらいいと思います。

できればその日時計は
わかりやすく
美しいものであってほしい。

子ども時代を思い出すときに
思い出されるようなものであってほしいと思います。

そしてそれを教える先生も
単なる理科の一教材ではなく
私たちが
地球の上に住む生物の一員であり

太陽の恵みを受けて生きていること

さらに、日本なら
地球の上の日本の緯度が
どんなに恵まれたものであるかなども
合わせて伝えてほしいと思うのです。

(浅井あきよ・記)