2021年04月03日
へその緒の会の歴史~3~
2013年
映画会は開きませんでした。
イベント屋さんではないですからね。
スタート時から、いやその前から
「母と娘の月経教室」
も開いていました。
これは小学校で月経について学ぶ
4年生の女の子とそのお母さんと
いっしょに参加する教室です。
月経がまだ始まる前に
月経について
ポジティブなイメージを
持ってもらおうというお教室
お母さんは先輩女性
お母さんの月経観は
子どもにも大きな影響を
与えますから親子いっしょに受講するのです。
参加した方からは
・楽しかった。
・あっという間の2時間半
・本当に月経をポジティブに考えられるようになりました
などの感想が、、、、
今年も5月と10月に開催します。
(浅井あきよ・記)
2020年10月12日
「胎児は見ている」の著者
トマス・バーニー博士と
池川先生との対談や講演があります。
コロナの影響でバーニー博士は
来日できなくなりましたが
代わりに
オンラインでの
トマス・バーニー博士と
池川明先生との対談
と講演が
2020年11月15日
実現することになりました。
でも
11月15日に予定を入れていて残念!
と思った方
オンライン講演会は
その後10日間限定で録画を
視聴することができます。
バーニー博士は80代です。
この機会をお見逃しなく
↓
最先端の科学と胎児の心理学を語る トマス・バーニー博士 &池川明博士 講演会
日 程:2020年11月15日(日)
時 間:13:00開場 13:30 ~ 17:00
講師:池川明博士&トマス・バーニー博士
料金:通常:\ 5,000 ⇒早割価格 \4,000 (税込)
お申込みはこちらから↓
https://www.trt33.jp/verny11/
(早割は10月15日まで)
浅井あきよ・記
2020年03月13日
「自然治癒力学校」(理事長・おのころ心平)
日常セラピーというメルマガがあります。
わたしも執筆者の一人として
ほぼ月一回書いているのですが
こちらに私の書いた3月12日の記事を引用しますね。
妊婦さんの役に立ってほしい、という願いから
書いています。
この、不安になるニュースの多い中で
妊婦の方が今すぐにできることを紹介しますね。
という書き出しです。
以下引用です。
◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇
その一つは、散歩をすること。
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◆◇赤ちゃんのための散歩◆◇
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誰かと歩くのではなく
(おなかの赤ちゃんといっしょにいる事を感じつつ)
一人で歩く事
買い物のついででもなく
荷物も持たず
赤ちゃんといっしょに(つまり一人で)歩く事
これは野口整体の野口晴哉先生流の
妊婦さんが赤ちゃんのためにするといいこと
です。
野口晴哉先生が言う
もう一つの大事なことは、、、、
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◆◇おなかの赤ちゃんに話しかける◆◇
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そう、
「おなかの赤ちゃんに話しかけること」
を勧めています。
おなかの赤ちゃんと二人連れで
散歩に出かけたら
両方いっぺんにできますね。
声に出して言わなくても大丈夫です。
そうすると
「それは胎教ってことですね」
と言う人がいて、そんなとき
野口晴哉先生は
「いや胎教とは私は言わない。
胎教というと
、、、、すべし
、、、、すべからず
だと皆んな思っている。
それは
おなかの子どもを萎縮させ
お産も重くさせてしまう。
私はただ生まれる前から
おなかの赤ちゃんの人格を認めて
話の通じる人間がここにいる
と思って話しかけること
日々を過ごすことを
勧めているだけなのだ」
と言ったそうです。
そしてお産が自然に進むためにも
アレをしてはダメ、
コレをしてはダメを出来るだけなくして
妊婦自身の自由を大事にすること
何より一番身近な亭主は、
自分の欲求よりも
全ては赤ちゃんのためと
妊婦を尊重するように
と今から70年以上も前に言ったのです。
ご自身もそれを実行していたことは
奥さんの野口昭子さんが
後にエッセイの中で書いています。
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◆◇Have to ではなく Want toで ◆◇
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私たちは、コレがいいということを聞くと
つい”Have to”にしてしまいがちです。
散歩がいいんだって!が
散歩しなくっちゃ!となると
これがツライ。
かえって、できないんです。
それよりも
軽い気持ちで、
「そうか!じゃ散歩してみよ
って、するほうができます。
一回やってみて
あ、気持ちがいいな、また行こう
と思ったら
行けばいいんです。
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◆◇何分歩くかは赤ちゃんと相談して◆◇
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「散歩は何分くらいが
よろしいのでしょうか」
と聞かれると、野口先生は
「赤ちゃんと相談してきめたら良いでしょう」
と言って、決して何分とは
答えなかったということです。
赤ちゃんに聞いて、ではなく
赤ちゃんと「相談して」というところに
ちゃんと妊婦さんの主体性も入っていますね。
赤ちゃんの言い分を聞くことは
自分自身のからだの声を聴くことと
ほぼイコール
同じ線上にあります。
頭がいっぱいだと
からだの声に耳を傾けられません。
野口晴哉先生は「ポカンとする」ことが大事
といいましたがその「ポカンとする=頭をやすませる」ができない人が
現代はさらに増えています。
わたしの
おなかの中からの子育てレッスンでは
たった3分でもできる
頭をやすませ、からだの声を聞くイメージワークを
レッスンの中で行なっています。散歩ができなくても
これはお部屋の中でできます。
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◆◇妊娠中の影響は大だからこそ◆◇
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今妊娠している人や
身近に妊婦さんのいる人は
今の時期の大切さに目を向けて
世の中のニュースなどをきいて
不安で
心をいっぱいにしてしまうのではなく
赤ちゃんへのポジティブな思いで
心を満たしましょう。
そのための
切り替えができますよ。産まれるまでの数ヶ月
人生の中ではほんの一瞬
それを知っているか知らないか
実行するかしないかで
生まれてくる子ども(とその母)の人生に
大きな影響を及ぼす
おなかの中からの子育てレッスン。
そのレッスンに関心がある方へ
ただいま期間限定で
個別相談を受け付けています。
お問合わせも、申込みも
こちらからどうぞ。
おなかの中からの子育てレッスンについて詳しくは
■おのころ心平と
一般社団法人自然治癒力学校
2020年03月03日
繋がるワークショップは対話型ワークショップで
ご参加している方にも
お話していただきながら
お互いに【学び会う】コトを
大切にスタートしています。
前回は性教育について
性教育の中でも、相手を大切にしてほしい
そういうキーワードが出てきていましたので
今回はパートナーシップと言う流れになりました
非暴力コミュニケーションNVCの
エンパシーサークルのように
ニーズカードを贈りあう
ワークをしました。
それぞれに感じるコト
受け取るコトが違いながらも
安心安全の空間となりました
ご参加の皆様ありがとうございました!
(やまがた)
次回は
自分を知るワークショップです
詳細 申し込みはこちら
https://smart.reservestock.jp/group_lesson_form/index/51539
2018年05月12日
「へその緒の会」の浅井あきよです。
新緑も季節、
木の花がいろいろ咲く季節ですね。
くすの木は、もくもくと盛り上がるように
新芽が萌えています。
先ごろ、どこからか
この匂いは栗の花かな?
という匂いが漂っていました。
よく見ると
それは、しいの木でした。
クリーム色の細い、
ふさふさの紐をさげたような
花が咲いていました。
白いけむしみたいと言った人もいます。
(栗も同じような花です)
しいの実も「どんぐり」の一種
くりも仲間なんだなあ、と思いました。
花の香というと甘い香りを想像しますが
しいや栗の花の匂いは青臭い。
精 液 の匂いに似ていると言われます。
でも、こうしてブログに書くのに
私でも、ちょっと躊躇がありました。
たとえば、卵子の話や
受精卵の話をするのは
そんなに抵抗はないのですが。
この違いは何だろう?
6月には、
女の子とお母さんが一緒に参加する
【母と娘の月経教室】があります。
そして、同じ6月に
男の子のお母さん向けに
【男の子からだ教室】がありますよ。
こちらは「お母さんだけ」の参加です。
すでにお母さんになっている女の人も
「男のからだの仕組み」について
学ぶ機会は、全くと言ってもいいほど
無いのですよね。
だから、
女の子に初めての月経があるように
男の子に
「精 通」という現象があった時、
お母さんは、もしその事実を知っても
どのように対応していいか
戸惑ってしまう人が多いのです。
(ほとんどの男の子は
お母さんに報告はしないでしょうが)
「精 通」とは、
初めての「射 精」のこと。
本人である男の子も、
自分のからだの変化に
びっくりしたり、
戸惑ったりしていることでしょう。
その時期の男の子は
とても、デリケートな時期です。
お母さんの(たとえ悪意はなくとも)
心無いコトバや態度に
傷ついてしまうかもしれません。
でも、人間形成の上で
胎児期、乳児期とともに、とても大事な時期。
「性」の能力が開花するこの時期は
好きな人のために命をささげてもいい、
というような感情が芽生える時でもあります。
具体的に目の前に好きな人がいなくても
理想に向かって
自分の命を懸けるような
今までより大きな世界
自分を超えた何かに目を向ける時期でもあります。
世の中の矛盾が許せない!と感じる時期でもあり
身近な人にも、
容赦のない批判を向ける時期でもあります。
人類のため
というとオーバーに聞こえるかもしれませんが
弱いものをかばう気持ちなども
芽生える時期でもあります。
そして、なにより
自分だけの誰にも干渉されない空間を求めます。
これは、自立に向かう
成長の一過程です。
でも「扱いにくい」時期でもありますね。
そうなってからよりは
その前のもう少し子ども子どもした時期に
事前にお母さんも学習して
生理的な仕組みや
これから起こる可能性のあることについて
心準備をしておくほうが、いいですよ。
まだ、子どもだなあ、
可愛いなあ、というところが残っている
小学生のうちに
お母さんが「今だからできること」
をしておくのは大事です。
こちらの教室
男の子の年齢・学年は幅広くとっています。
小学校4年生だけとは言いません。
この
【男の子からだ教室】
小学生の男の子のお母さん向けです。
(子どもではなく、お母さん向けですよ)
講師のなかざわさちこ先生は
今まさにリアルタイムで中学生と小学生の男の子
それと女の子の子育てをしているママです。
誕生学協会で学び
誕生学アドバイザーになって12年
毎年、足立区立の中学生に
誕生学を届ける活動もしています。
ぜひこの機会に、
男の子からだ教室を受けてみませんか?
または、こんな教室があるよ!
と周りの方に伝えていただけたら
と思います。
今日は、風に乗って漂う
しいの木の花の匂いから
男の子からだ教室の話になりました。
そうそう、
月経と対で語られる精通ですが
なぜ「うしろめたさ」のような
語りにくさが伴うのか、、、という問題に
尾木ママこと
教育評論家の尾木直樹氏は
こんな風に語っていました。
「月経が痛みをもって語られるのに対して
精 通は、快感を伴うことで
当の男の子が罪悪感を感じやすい」と。
うしろめたさの正体は
この辺にあるのかもしれません
なんでもオープンであればいい
ということはありませんが、
子どもが一人前の男に変化していくことを
成長の一過程として肯定的に受け止めるという
ことは、大切にしたいですね。
(浅井あきよ・記)