「待ちのぞむ」待降節(アドベント)
「へその緒の会」の浅井あきよです。
街には、クリスマスの飾りが見られる季節になりました。
クリスマスほどには知られていないのですが
クリスマスを(神の子の降誕を)待つというのが
アドベント(待降節)です。
クリスマスの4つ前の日曜日が第1アドベントで
今年は11月29日(日)
第2アドベントが12月6日
第4アドベントが12月20日となっています。
一週間、一週間その日が近づくのを待つ。
そこまで指折り数えてその日を待つ、それがアドベント。
アドベントカレンダーと言って、1日ごとに開けるカレンダーもあります。
(開けると可愛い絵とか、小さなプレゼントが出てくるものも)
私がアドベントの事を初めて知ったのは
2001年12月、ドイツのニュルンベルグに3週間の
シュタイナー教育の研修に参加した時です。
「賢治の学校」主催で、20名弱の日本人のために現地の先生が講義。
すべて、鳥山雅代さんの日本語通訳付きの、
とても中身の濃い研修でした。
アドベントに話を戻しますね。
モミの枝葉で飾ったろうそくを4本立て
第1アドベントには1本灯し
第2アドベントには2本灯し
というように増やしていく
この飾りをよく見かけました。
ニュルンベルグの町の中央広場ではクリスマスマーケットが
第1アドベントの日から始まってました。
クリスマスマーケットは、
小屋掛けの店が並び
クリスマスの飾り(吊るすもの)
ろうそくはじめ、いろんなものを売っていました。
飼葉桶に眠るおさな子イエスとそれを見守るマリアたち。
三賢人や動物たち、上の方には星や天使
という立体的な飾り
これも、色々なところで目にしました。
この「待ち望む」気持ち
生まれてくる赤ちゃんを待つ気持ち
良きことが、未来に起こることを確信して待つ
これって、すてきなことだなあ、と思うのです。
でも2千年も前の、聖母マリアは
どのような思いでその時を過ごしていらしたのでしょうか。
救い主が産まれるという予言に、
王様から
「この期間に生まれる子はすべて皆殺しにせよ」とのおふれが
国中に出ていたのです。
なんと、おそろしい命令でしょう。
臨月のおなかを抱えて、
マリアとヨゼフは泊まる場所を探すだけでも
容易でなかったでしょうね。
そんな中で、子どもをまもり、産むという事は
どんなに、たいへんなことであったでしょうか!
神さまから選ばれたマリアの優しく強い心が
うかがわれます。
誕生を祝うクリスマスにあやかって
将来ママになる予定の人たちと(まだ妊娠前でも結婚前でもよい)
クリスマス前夜のミサに行くという小さな催しを計画しています。
都内の教会です。
次回もう少し詳しくご案内します。
早く知りたい方は、baby@heso-no-o.jp
までお問い合わせください。
既におなかに赤ちゃんのいる方は、下記レッスンへ
◆今年の
「へその緒の会」のレッスンはこれだけとなりました。
12月1日(火)浅井あきよ
おなかの中からの子育てレッスン
12月15日(火)山内ちえこ
幼児との対話のレッスン
赤ちゃんとの対話のレッスン
おなかの中からの子育てレッスン
12月15日の受付は
1週間前の12月8日(火)までです。
12月1日(火)の申込みは特別に今週金曜日(27日)までです。
お問い合わせが多くなっています。手続きはお早めに。(残席2)
1月から4か月コースのレッスンが始まります。
1月以降のレッスンスケジュールを公開しました。
現在受講している方が継続受講することも可能です。
12月から出産予定日に合わせて
区切りのいい月までの受講申込みもできます。