妊婦におすすめの「散歩」の話
日常セラピーというメルマガがあります。
わたしも執筆者の一人として
ほぼ月一回書いているのですが
こちらに私の書いた3月12日の記事を引用しますね。
妊婦さんの役に立ってほしい、という願いから
書いています。
この、不安になるニュースの多い中で
妊婦の方が今すぐにできることを紹介しますね。
という書き出しです。
以下引用です。
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その一つは、散歩をすること。
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◆◇赤ちゃんのための散歩◆◇
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誰かと歩くのではなく
(おなかの赤ちゃんといっしょにいる事を感じつつ)
一人で歩く事
買い物のついででもなく
荷物も持たず
赤ちゃんといっしょに(つまり一人で)歩く事
これは野口整体の野口晴哉先生流の
妊婦さんが赤ちゃんのためにするといいこと
です。
野口晴哉先生が言う
もう一つの大事なことは、、、、
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◆◇おなかの赤ちゃんに話しかける◆◇
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そう、
「おなかの赤ちゃんに話しかけること」
を勧めています。
おなかの赤ちゃんと二人連れで
散歩に出かけたら
両方いっぺんにできますね。
声に出して言わなくても大丈夫です。
そうすると
「それは胎教ってことですね」
と言う人がいて、そんなとき
野口晴哉先生は
「いや胎教とは私は言わない。
胎教というと
、、、、すべし
、、、、すべからず
だと皆んな思っている。
それは
おなかの子どもを萎縮させ
お産も重くさせてしまう。
私はただ生まれる前から
おなかの赤ちゃんの人格を認めて
話の通じる人間がここにいる
と思って話しかけること
日々を過ごすことを
勧めているだけなのだ」
と言ったそうです。
そしてお産が自然に進むためにも
アレをしてはダメ、
コレをしてはダメを出来るだけなくして
妊婦自身の自由を大事にすること
何より一番身近な亭主は、
自分の欲求よりも
全ては赤ちゃんのためと
妊婦を尊重するように
と今から70年以上も前に言ったのです。
ご自身もそれを実行していたことは
奥さんの野口昭子さんが
後にエッセイの中で書いています。
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◆◇Have to ではなく Want toで ◆◇
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私たちは、コレがいいということを聞くと
つい”Have to”にしてしまいがちです。
散歩がいいんだって!が
散歩しなくっちゃ!となると
これがツライ。
かえって、できないんです。
それよりも
軽い気持ちで、
「そうか!じゃ散歩してみよ
って、するほうができます。
一回やってみて
あ、気持ちがいいな、また行こう
と思ったら
行けばいいんです。
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◆◇何分歩くかは赤ちゃんと相談して◆◇
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「散歩は何分くらいが
よろしいのでしょうか」
と聞かれると、野口先生は
「赤ちゃんと相談してきめたら良いでしょう」
と言って、決して何分とは
答えなかったということです。
赤ちゃんに聞いて、ではなく
赤ちゃんと「相談して」というところに
ちゃんと妊婦さんの主体性も入っていますね。
赤ちゃんの言い分を聞くことは
自分自身のからだの声を聴くことと
ほぼイコール
同じ線上にあります。
頭がいっぱいだと
からだの声に耳を傾けられません。
野口晴哉先生は「ポカンとする」ことが大事
わたしの
おなかの中からの子育てレッスンでは
たった3分でもできる
頭をやすませ、からだの声を聞くイメージワークを
これはお部屋の中でできます。
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◆◇妊娠中の影響は大だからこそ◆◇
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今妊娠している人や
身近に妊婦さんのいる人は
心をいっぱいにしてしまうのではなく
赤ちゃんへのポジティブな思いで
心を満たしましょう。
小さな行動で
切り替えができますよ。産まれるまでの数ヶ月
個別相談を受け付けています。
■おのころ心平と
公式HP:https://naturalhealing-school.org/